iPhone6s Plusガラス割れ修理の方法をご紹介いたします。
注意事項
ブログの内容は自己修理を推奨するものではありません。ご自身で修理されて不具合が発生したとしても当ブログは責任を負いませんので自己責任にて行ってください。
ネジの種類は複数あります。間違えて取り付けるとトラブルの元です。必ず元の位置に取り付けるようにしましょう。
必要な工具
ドックネジ用の星形ドライバー
精密プラスドライバー
ピンセット
ドライヤー
吸盤
フロント液晶パネルの交換はこの5点の工具で修理が可能です。
当店では上記の工具以外に静電気対策のため静電対策用マットを使用して修理を行っています。
iPhone6s Plusフロント液晶パネル交換
ライトニングコネクターの両サイドにあるドックネジを星形ドライバーで取り外します。
星形のネジはとても小さくドライバー側の精度が悪いとネジをナメてしまうので気をつけて下さい。
画面を吸盤を使って外します。
フロント液晶パネルの周りには両面テープが使われているのでドライヤーで温めると粘着力が弱くなるので比較的簡単に外せるようになります。
バッテリー、ライトニングコネクターを押さえているカバーのネジ2本を外します。外したネジは戻す際に分からなくならないように保管してください。
バッテリーのカバーを外してバッテリーのコネクターを外します。バッテリーを外すと時計がリセットされるので注意してください。電源をオンにしてLTEの電波を受信すると日時は自動的に合わせられます。
液晶のケーブルなどを固定しているカバーのネジ5本外します。
カバーをはずしたら液晶、タッチパネル、ホームボタンと3Dタッチの3つのコネクターをピンセットなどで外します。
これでフロント液晶パネルが本体から外れます。
外したフロント液晶パネルから新しいパーツに取り付けるパーツを外します。
まずはホームボタンを外すため、ホームボタンのカバーのネジを2本外します。
カバーを外したらホームボタンケーブルのコネクターを矢印の方向に向かって外します。
ホームボタンケーブルは両面テープで止められているので断線しないよう注意しながら外します。ドライヤーなどで温めると外しやすくなります。
ホームボタンが外れました。取り付ける際はエンボスが2箇所あるのでホームボタンケーブルに空いてる穴に合わせて取り付けます。
インカメラ&近接センサーのケーブルとイヤースピーカーを固定しているカバーのネジ3本を外します。
インカメラ&近接センサーのケーブルとイヤースピーカーを外します。イヤースピーカーは乗っかっているだけなので直ぐに外れます。インカメラ&近接センサーは両面テープで固定されています。近接センサーは特に破損しやすいので気をつけましょう。
インカメラ&近接センサーとイヤースピーカーが外れました。
液晶のノイズ対策用のプレートがネジ7本で取り付けられているので外します。
ホームボタン延長ケーブルはiPhone6s系から液晶に内臓されていますので外す必要はありません。
あとは逆の手順で組み立て直して完成です!